デポルティーバ・ベナドスIIは、メキシコのベラクルス州ベラクルスを拠点とするサッカークラブです。現在、リーガ・デ・エクスパンシオンMXに参加しており、ホームスタジアムはエスタディオ・ルイス・「ピルリン」・フロレスです。

クラブは1943年に創設され、当初はデポルティーボ・ベナドスと呼ばれていました。1950年にプロチームとなり、1954年にはプリメーラ・ディビシオン(現在のリーガMX)に昇格しました。しかし、1957年には降格し、その後は主にセグンダ・ディビシオン(現在のリーガ・デ・エクスパンシオンMX)に所属しています。

デポルティーバ・ベナドスIIは、1967年にコパ・メキシコで優勝しており、1970年にはCONCACAFチャンピオンズカップの準優勝を果たしています。また、1998年にはセグンダ・ディビシオンの優勝を果たし、プリメーラ・ディビシオンに昇格しました。しかし、2002年に再び降格し、その後はリーガ・デ・エクスパンシオンMXに所属しています。

デポルティーバ・ベナドスIIは、メキシコ有数の伝統あるクラブであり、地元ベラクルスでは非常に人気があります。また、メキシコ代表選手を多数輩出しており、2018年のFIFAワールドカップに出場したハビエル・エルナンデスや、2010年のFIFAワールドカップに出場したカルロス・ベラなどもデポルティーバ・ベナドスIIでプレーしていました。