コモ1907(Como 1907 S.r.l)は、イタリア・ロンバルディア州コモを本拠地とするサッカークラブである。2022-23シーズンはセリエBに所属。
1907年に創立し、1949-50シーズンにセリエAに初昇格。その後はセリエBで戦うシーズンが多くなったが、70年代、80年代とコンスタントにセリエA昇格を果たしている。
2000-01シーズンにセリエC1・ジローネAからセリエBに昇格すると翌シーズンに優勝、14シーズンぶりにセリエAへ復帰したがわずか1年で降格。さらに3年連続で降格を味わい、2005年には財政破綻のためセリエD落ちを余儀なくされた。翌シーズンはカルチョ・コモとして再出発した後に何とか持ち直し、2008-09シーズンにはレガ・プロ・セコンダ・ディヴィジオーネ (旧セリエC2)・ジローネAで3位、プレーオフを勝ち抜いてレガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネに復帰した。
後にイタリア代表としても活躍するジャンルカ・ザンブロッタがキャリアをスタートさせたクラブとして有名で、2006年ドイツワールドカップの優勝メンバーに名を連ねたザンブロッタには、コモの名誉会長という職が贈られている。