サッカーモンゴル代表(サッカーモンゴルだいひょう)は、モンゴル国サッカー連盟(MFF)によって構成される、モンゴルのサッカーのナショナルチームである。

ホームスタジアムは、首都ウランバートルにあるMFFフットボールセンター。アジアサッカー連盟(AFC)および東アジアサッカー連盟(EAFF)所属。

History

サッカー弱小国の1つに数えられ、2010年時点ではグアム、マカオ、北マリアナ諸島から勝ち星を挙げたのみであった。2011年にはフィリピンおよびミャンマーからも勝ち星を上げている。

2019年6月に実施された2022 FIFAワールドカップのアジア1次予選では、ブルネイに2試合合計3-2(ホーム2-0・アウェー1-2)で勝利、ワールドカップ予選として同代表初めてとなる上位ラウンド進出を果たした。初出場となったアジア2次予選では、初戦でミャンマーをホームで1-0で下して2次予選初勝利を挙げた。また、日本代表と同組になり、2019年10月10日に行われたアウェー戦では0-6で敗れ、コロナ禍での無観客開催(フクダ電子アリーナ)となった、2021年3月30日の試合では0-14で大敗している。

2021年4月8日 新監督に間瀬秀一を招へいした事を発表した。契約は2023年までで、U-23モンゴル代表監督も兼任するという。間瀬は元日本代表監督のイビチャ・オシムがジェフ千葉を指揮していた時代に、通訳を務めていたことでも知られる。しかし、同年12月16日に眼の病気で退任した。後任には2013年に高校サッカー選手権で、富山第一を優勝に導いた大塚一朗が就任した。

モンゴルサッカーチーム「モンゴル」は、国際サッカー連盟(FIFA)およびアジアサッカー連盟(AFC)に加盟するモンゴルの男子サッカーナショナルチームである。愛称は「ブルーウルフ」。モンゴルサッカー連盟(MFF)によって組織されている。ホームスタジアムは首都ウランバートルにあるナショナル・スポーツ・スタジアム。

モンゴルは、これまでFIFAワールドカップやAFCアジアカップに出場したことはない。しかし、近年では力がつきつつあり、2019年のEAFF E-1フットボール選手権では、予選を勝ち抜き、決勝大会に進出した。

モンゴルの主力選手は、FWのガンボルド・ガンバットとMFのトゥムルバートル・ドルグースレンである。ガンバットは、モンゴル史上最多得点記録を持つストライカーで、ドルグースレンは、キレのあるドリブルと正確なパスが持ち味の中盤の選手である。

モンゴルサッカーチーム「モンゴル」は、まだ世界的に知名度は高くないが、今後、さらなる飛躍が期待されている。