FKラドニク・ビイェリナ(セルビア語: Фудбалски клуб Радник Биjeљинa, Fudbalski klub Radnik Bijeljina)は、ボスニア・ヘルツェゴビナのスルプスカ共和国ビイェリナをホームタウンとするサッカークラブ。
1945年6月14日に創設された 。1948年にスロボダ・トゥズラに1-0で勝利して共和国リーグBiHの参加資格を獲得、共和国リーグBiHで優勝を飾った。
1970-71シーズンにボスニアリーグ・北東地域で優勝、プレーオフでスロガ・ヴコヴァルに勝利してユーゴスラビア・ドルガ・リーガに昇格した。ドルガ・リーガでは1977-78シーズンにドルガ・リーガ・西地域で記録した10位が最高順位であった。
プルヴァ・リーガRSではパンテリ (Panteri) の名前で2シーズンを過ごし、1995-96シーズンは6位、1996-97シーズンは4位であった。1997年秋にラドニクの名前が復活、1999年にプルヴァ・リーガRSで優勝した。2004-05シーズンにもプルヴァ・リーガRSで優勝、プレミイェル・リーガに昇格した。2007年に降格したが、2012年にプルヴァ・リーガRSで3回目の優勝を果たし、5年ぶりにプレミイェル・リーガに復帰した。
2016年にボスニア・ヘルツェゴビナカップ決勝でスロボダ・トゥズラと対戦、1-1、3-0で勝利して初優勝を飾った。UEFAヨーロッパリーグ 2016-17では予選1回戦でベロエ・スタラ・ザゴラと対戦、2試合合計スコア0-2で敗退した。
2018年にクプ・レプブリケ・スルプスケで3連覇を達成、通算優勝回数が6回となり、ボラツ・バニャ・ルカの5回を抜いて単独最多優勝回数となった。2019年に決勝でFKクルパに勝利して通算7回目の優勝を果たした。
2018-19シーズンはプレミイェル・リーガで5位に終わったが、ジェリェズニチャル・サラエヴォがライセンスを取得できなかったため、代わりにUEFAヨーロッパリーグ 2019-20の出場権を獲得した。