グルーポ・デスポルティーヴォ・エストリル・プライアGrupo Desportivo Estoril Praia (ポルトガル語発音: [(ɨ)ʃtuˈɾiɫ ˈpɾajɐ]))は、リスボン県カスカイスのエストリルをホームタウンとするサッカークラブである。単に エストリルと呼ばれる。2022-23シーズンはプリメイラ・リーガに所属している。総合スポーツクラブであり、サッカーの他にフットサル、バスケットボールの部門がある。

南米最大のスポーツマーケティング企業トラフィック・スポーツが保有するサッカークラブのデスポルチーヴォ・ブラジルと提携を結んでおり、トラフィック社がパス(選手保有権)を持つ多くのブラジル人選手がデスポルティーヴォからのレンタルの形で所属している。

History

エストリルは1939年5月17日に創設された。チームカラーの黄色は太陽、青色は大西洋を表している。創設から4年後の1943-44シーズンにタッサ・デ・ポルトガル(ポルトガル・カップ)の決勝戦に進出したが、SLベンフィカに0-8で完敗した。1944-45シーズンに初めてポルトガル最上位リーグに昇格した。

2000年以降

1999-2000シーズンから2002-03シーズンは3部リーグに所属していたが、2004-05シーズンには1993-94シーズン以来となるプリメイラ・リーガ(1部)に復帰した。1シーズンでセグンダ・リーガ(2部)に降格すると、2012-13シーズンにプリメイラ・リーガに復帰するまで7シーズンを2部で過ごした。

2012-13シーズンはプリメイラ・リーガで5位に入り、UEFAヨーロッパリーグ 2013-14(予備予選3回戦)への出場権を獲得した。欧州の大会に出場するのはクラブ史上初の快挙だった。ヨーロッパリーグはグループリーグで敗退した。

2013-14シーズンはプリメイラ・リーガでクラブ史上最高となる4位となった。

エストリルは、ポルトガルのエストリルに本拠を置くサッカークラブである。1939年に創設され、現在ポルトガルサッカー連盟に所属している。

エストリルの最大の功績は、1980-81シーズンのタッサ・デ・ポルトガルでの優勝である。また、1989-90シーズンにはセグンダ・ディビサォンで優勝し、1部リーグに昇格した。

エストリルのホームスタジアムは、1998年に完成したエスタディオ・アントニオ・コイムブラ・ダ・モタである。収容人数は8,000人である。

エストリルのユニフォームは、青と白の縦縞のシャツ、青のパンツ、青のソックスである。

エストリルの監督は、2023年7月現在、ジョゼ・ゴメスである。

エストリルの主な選手は、GKジョアン・ヴィアナ、DFルイス・オリヴェイラ、MFペドロ・ゴンサルヴェス、FWファビオ・シウバなどである。

エストリルは、ポルトガルのサッカー界において、中堅クラブと位置付けられている。しかし、タッサ・デ・ポルトガルで優勝するなど、数々の実績を残している。