アヴィロン・バイヨネ・フットボール・クルブAviron Bayonnais Football Club (フランス語発音: [a.vi.ʁɔ̃ ba.jɔ.nɛ]))は、フランス・バイヨンヌの総合スポーツクラブ、アヴィロン・バイヨンヌのサッカー部門である。

クラブは1904年に創設され、サッカー部門は1935年に作られた。現在までの主な獲得タイトルは2003-04と2007-08シーズンのフランスアマチュア選手権優勝のみである。クープ・ドゥ・フランスでは2004年のベスト16進出が最高で、この時はその年のカップ戦の覇者であるパリ・サンジェルマンFCに0-2で敗れている。

アヴィロン・バイヨンヌ(Aviron Bayonnais Rugby Pro、通称ベイヨンヌ)は、フランス南西部・アキテーヌ地域圏のピレネー=アトランティック県バイヨンヌに本拠地を置くラグビーユニオンクラブである。スタジアムはスタッド・ジャン=ドルー。トップ14に所属。

1904年に創設されたアヴィロン・バイヨンヌは、フランス選手権(現トップ14)を3度制覇(1913年、1934年、1943年)しており、フランス選手権出場回数105回はトップ14のクラブ中では3番目に多い。またヨーロッパ最古のラグビー大会、コパ・イベリカでは2004年、2005年、2011年の3度優勝しており、同大会の最多優勝クラブとなっている。

伝統的にバスク人によるクラブであり、クラブカラーはバスクの民族旗であるイクルリニャと同じ赤・緑・白。クラブのシンボルである熊は、バスク地方の伝統的なシンボルである。

アヴィロン・バイヨンヌは、フランス代表に多くの選手を輩出しており、ワールドカップ優勝メンバーであるミシェル・クレット、ピエール・アルディ、ベルナール・ガヤスデ、クリスチャン・ダルシャス、セルジオ・パライッソ、ニコラ・マスらが所属していた。また、日本代表の堀江翔太も2016年から2017年まで所属していた。