WSGティロル(Wattener Sportgemeinschaft Tirol)は、オーストリア・インスブルックのヴァッテンスに本拠地を置くサッカークラブ。現在はオーストリアサッカートップリーグであるオーストリア・ブンデスリーガに所属している。
1930年に設立され、SCヴァッテンス (1930-53)、SVヴァッテンス (1953-71)そしてWSGヴァッテンス (1984-2019)と、何度かクラブ名を変更して現在のWSGスワロフスキー・ティロルの名称になった。クラブが最も成功を収めたのは、1968から71年の3年間である。この3年間は、クラブが史上初めてオーストリアのトップリーグに参加していた期間であり、1971年に2部降格以降は、2019-20シーズンに再度1部に復帰するまで2部リーグ以下のカテゴリでプレーしていた。1984年、SSVインスブルックの流れを組むFCヴァッカー・インスブルックと合併し、2部からの再スタートを切った。2019年、2部リーグ優勝を果たすと、クラブ名の変更が発表され、現在のWSGスワロフスキー・ティロルになった。