オーストリア代表(Österreichische Fußballnationalmannschaft)は、オーストリアサッカー連盟(ÖFB)によって編成されるオーストリアのサッカーのナショナルチームである。欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟している。

オーストリアはサッカーの初期からその発展に重要な役割を果たした。1930年のFIFAワールドカップに、ウルグアイ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチンに次いで5番目の国として参加。地元開催の1934年のFIFAワールドカップではベスト4に進出した。

しかし、1950年代以降は低迷に陥り、FIFAワールドカップには1978年、1982年、1990年の3大会に出場するにとどまった。UEFA欧州選手権では1960年、2008年の2大会に出場している。

近年では、ダビド・アラバ、マルコ・アルナウトビッチ、マルセル・ザビッツァーらを擁する「黄金世代」を迎え、2016年のUEFA欧州選手権でベスト16に進出した。2020年のUEFA欧州選手権では1960年大会以来61年ぶりのベスト8に進出した。