モンテネグロ代表は、モンテネグロのサッカーの男子代表チームである。サッカーモンテネグロ連盟(FSCG)によって組織されており、国際サッカー連盟(FIFA)および欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟している。ホームスタジアムはポドゴリツァのポドゴリツァ・シティ・スタジアム。

モンテネグロは、2006年6月にセルビア・モンテネグロが分裂して独立して以来、国際舞台に登場した。同年の8月26日にハンガリーと初試合を行い(所在地のハンガリーブダペスト、結果0-2で敗北)、11月17日にはカザフスタンと初勝利を挙げた(所在地のモンテネグロポドゴリツァ、結果1-0)。2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では、ブルガリア、イタリア、アイルランドに次ぐ4位となり、僅差で予選敗退となった。2012 UEFA欧州選手権予選では、スイス、イングランド、ウェールズに次ぐ4位となり、再び予選敗退となった。2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では、イングランド、ウクライナ、ポーランドに次ぐ4位となり、3大会連続で予選敗退となった。2016 UEFA欧州選手権予選では、ロシア、スウェーデン、オーストリアに次ぐ4位となり、4大会連続で予選敗退となった。2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では、ポーランド、デンマーク、モンテネグロに次ぐ4位となり、5大会連続で予選敗退となった。2020 UEFA欧州選手権予選では、イングランド、チェコ、コソボに次ぐ4位となり、6大会連続で予選敗退となった。2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では、オランダ、トルコ、ノルウェーに次ぐ4位となり、7大会連続で予選敗退となった。

モンテネグロ代表は、FIFAランキングでは最高位で44位(2010年11月)、最低位で108位(2014年3月)を記録している。UEFAネーションズリーグでは、2018-19シーズンにCリーグで3位、2020-21シーズンにCリーグで2位となった。