ロシア代表バスケットボールチームは、ロシアを代表して国際バスケットボール競技会に出場するチームである。1992年のソビエト連邦崩壊後、ソビエト代表チームは解体され、ロシア代表チームが結成された。ソビエト連邦時代には、オリンピックで2度の金メダル、世界選手権で3度の優勝を誇る強豪チームであったが、ロシア代表チームはソビエト連邦時代の輝かしい実績を継承することができず、国際大会では上位入賞を逃すことが続いている。しかし、近年来はチームの強化が進み、2012年のロンドンオリンピックでは銅メダルを獲得するなど、復調の兆しを見せている。

ロシア代表チームのスタイルは、ソビエト連邦時代からの伝統を受け継ぎ、速攻とパス回しを重視した攻撃的なスタイルである。また、ディフェンスでは、ゾーンディフェンスとマンツーマンディフェンスを併用して、相手の攻撃を封じる。ロシア代表チームのスター選手は、アンドレイ・キリレンコとティモフェイ・モズゴフである。キリレンコは、NBAのユタ・ジャズで活躍した経験を持つフォワードであり、モズゴフは、NBAのクリーブランド・キャバリアーズでプレーするセンターである。ロシア代表チームは、この2人を中心に、国際大会での上位入賞を目指している。