ドン・ノボシャフチンスク(ロシア語: Дон Новошахтинск)は、ロシア南部のロストフ州ノボシャフチンスクを本拠地とするサッカークラブである。2022-23シーズンはロシア・セカンドディビジョン(3部)の南グループに所属。

クラブは1991年にノボシャフチンスクの都市建設70周年を記念して、ノボシャフチンスク市長のヴィクトル・コンドラテンコによって設立された。クラブ名は市の名前であるノボシャフチンスクに、ドンの支流であり市を流れるクンドリュチヤ川にちなんで「ドン」を冠している。

クラブは設立後すぐにロシア・セカンドディビジョンに昇格し、2000年代初頭にはロシア・ファーストディビジョン(2部)に在籍していたこともある。しかし、2010年代に入ってからは財政難に陥り、2015年にロシア・アマチュアフットボールリーグ(4部)に降格した。2017年にロシア・セカンドディビジョンに復帰したが、2022-23シーズンも南グループで最下位に沈んでいる。

クラブのホームスタジアムは、収容人数5,000人のノボシャフチンスク市スタジアムである。

クラブのユニフォームは、赤と白の縦縞が特徴である。クラブのエンブレムは、市の紋章をベースに、サッカーボールとクラブの頭文字である「ДН」を組み合わせたデザインとなっている。

クラブの主なライバルは、同じロストフ州に本拠地を置くFCロストフとFC SKAロストフである。