青島海牛足球倶楽部(ちんたお-かいぎゅう-、青岛海牛足球俱乐部)は、中華人民共和国の東部、山東省の青島市を本拠地とするサッカークラブである。中国サッカー・超級リーグ(1部)に所属。

History

1980年代

改革開放政策14都市のひとつに選ばれた青島で青島足球代表チーム創立。その後山東省外経貿委員会(青島)足球チームとなる。

1993年

青島海牛足球倶楽部創立。

1996年

青島頤中海牛足球倶楽部となり、国営煙草メーカーの頤中グループの傘下に入る。

1999年

青島頤中足球倶楽部と改名。

2001年

青島ビールがスポンサー契約。

2004年

青島ビールがスポンサー契約中止。

2005年

頤中グループが撤退し、青島中能グループが買収。チーム名を「青島中能足球倶楽部」とする。

2015年

鄒正が広州恒大へ移籍。

クラブ名の由来

親会社の青島中能グループに由来する。 青島中能グループは青島の電線製造メーカーを中心とした企業グループ。 英文名の「Jonoon」は中能グループの英文商標名。

青島海牛(チンタオ・ハイニュウ、英語: Qingdao Hainiu Football Club)は、中華人民共和国の山東省青島市をホームタウンとするサッカークラブである。現在中国サッカー・甲級リーグに所属している。

1993年に「海牛足球俱楽部」として創設され、2004年に「青島中能足球倶楽部」に改名された。2020年に現在の名称に変更された。

ホームスタジアムは、収容人数60,000人の青島市国信体育中心である。

クラブの最高成績は、2002年の中国サッカー・甲級リーグ優勝である。また、2005年に中国サッカー・スーパーリーグに昇格しているが、2006年に降格している。

クラブのライバルは、同じ青島市をホームタウンとする山東泰山足球倶楽部である。両クラブの対戦は、「青島ダービー」と呼ばれている。

青島海牛の監督は、元中国代表の宿茂臻氏が務めている。また、元日本代表の本田圭佑氏が顧問を務めている。

青島海牛の経営状況は、決して良好とは言えない。2019年には、クラブの経営難が報じられた。しかし、その後、新しいオーナーが就任し、クラブは経営再建に取り組んでいる。