グレミオFBポルト・アレグレンセ

グレミオ・フット＝ボール・ポルト・アレグレンシ (ポルトガル語: Grêmio Foot-Ball Porto Alegrense) 、通称グレミオ (Grêmio) は、ブラジル・リオグランデ・ド・スル州の州都ポルト・アレグレを本拠地とするサッカークラブである。グレミオはブラジルポルトガル語で、団体・組織・組合・クラブを意味する。グレーミオと表記されることもある。

グレミオFBポルト・アレグレンセ（ポルトガル語: Grêmio Foot-Ball Porto Alegrense）は、ブラジル南部リオグランデ・ド・スル州の州都ポルト・アレグレに本拠地を置くサッカークラブである。グレミオは、ブラジルで最も成功したクラブの一つであり、コパ・リベルタドーレスを3回、コパ・ド・ブラジルを5回、ブラジル全国選手権を2回、ブラジル全国選手権セリエBを1回、カンペオナート・ガウチョを42回制覇している。また、インターコンチネンタルカップを1回、FIFAクラブワールドカップを1回制覇している。

グレミオは、1903年9月15日に、ドイツ移民の学生グループによって創設された。クラブは、当初はドイツ語圏の移民選手のみで構成されていたが、後にブラジル人選手も加入するようになった。グレミオは、1919年にカンペオナート・ガウチョに初優勝し、1921年にはブラジル全国選手権に初出場した。1940年代には、グレミオはブラジル有数の強豪クラブとなり、1949年にはコパ・ド・ブラジルに初優勝した。

1980年代には、グレミオはルイス・フェリペ・スコラーリ監督の下で黄金期を迎え、1981年にコパ・リベルタドーレスに初優勝、1982年にカンペオナート・ブラジレイロ・セリエAに初優勝、1983年にインターコンチネンタルカップに初優勝した。1995年には、グレミオはルイス・フェリペ・スコラーリ監督の下で再びコパ・リベルタドーレスに優勝し、2001年にはティテ監督の下でコパ・ド・ブラジルに優勝した。

2010年代には、グレミオはルアン・ヴィエイラ監督の下で再び黄金期を迎え、2017年にコパ・リベルタドーレスに3度目の優勝、2018年にFIFAクラブワールドカップに初優勝を果たした。グレミオは、ブラジルで最も成功したクラブの一つであり、ブラジル国内外で多くのタイトルを獲得している。