SCグレツィアは、兵庫県をホームタウンとするバスケットボールチームである。西地区所属。運営母体は株式会社スポーツクラブグレツィア。

前身は、1991年に兵庫県太子町で創部された「太子町バスケットボールクラブ」。1997年に太子町が西脇市と合併したことに伴い、「西脇市バスケットボールクラブ」に改称。2003年に兵庫県のバスケットボールクラブとして初のプロチーム化を目指して株式会社アスリート西脇を設立し、 bjリーグに参入。「兵庫ストークス」の名称で活動を開始した。

しかし、2010年にチームの運営母体であった株式会社アスリート西脇が経営破綻。bjリーグからの脱退を余儀なくされた。その後、チームは存続を目指すべく、「西脇バスケットボールクラブ」として活動を継続。2011年に兵庫県初の社会人バスケットボールチームとして認定され、NBLに参入した。

2016年にクラブ名を「SCグレツィア」に変更。2019年にB3リーグに参入し、2020年にB2リーグに昇格した。

チーム名の「グレツィア」は、イタリア語で「恵み」を意味する言葉である。チームの理念である「地域に根ざし、地域に愛されるクラブ」を体現するため、「恵み」を分かち合えるクラブでありたいという願いが込められている。