RCランス

1906年、Racing Club Lensとして正式に創設した。当初のチームカラーは緑と黒であった。

1924年、チームカラーを現在の色へと変更する。これは17世紀にこの地域がスペインにより支配されていた過去を持つことからスペイン国旗に由来したこと、そして主な産業であった炭鉱によりもたらされた犠牲と富の象徴、を表している。 最盛期は1990年代終わりから2000年初めにかけてで、ディヴィジョン・アン（現在のリーグ・アン）とリーグカップでそれぞれ1回優勝している。また、1999-2000シーズンにはUEFAカップでも準決勝まで進出するなど、国内外で躍進した。近年は安定して1ケタ代の順位をキープしていたが、2007-08シーズンは序盤からの躓きが響き、リーグ・ドゥ（2部）へと降格することになった。2008-09シーズン、1年での1部復帰を達成。しかし2010-11シーズンには再び不振に陥り2部への降格が決定した。

2013-14シーズンは、2014年5月16日、アウェーでの最終節でバスティア戦に2-0で勝利し、2位でシーズンを終え、リーグ・アン昇格を果たしたが、2015年1月29日、ブザンソン行政裁判所の上訴がフランスサッカー連盟に受け入れられ、2013-14シーズンのリーグ・ドゥからの昇格を認めず、クラブは順位に関係なく、2015-16シーズンのリーグ・ドゥへの降格が決定した。

2019-20シーズンは、2020年4月30日、LFPが新型コロナウイルス感染拡大を受けてリーグ・アンとリーグ・ドゥの打ち切りを決定。この時点で自動昇格圏内の2位だったため、リーグ・アン昇格を果たした。リーグ・アン復帰初年度の2020-21シーズンは、開幕2戦目のパリ・サンジェルマン戦に1-0で勝利するなどシーズンを通して安定した成績を残し、7位で終えた。